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episode1~紙の歴史~

現在の「紙」の原型ともなるものが誕生したのは、約2000年前の中国。西暦105年に蔡倫(さいりん)が時の皇帝から命じられ、書写材料として完成させたものが普及したと言われています。

その製紙法は、原料を杵でついて樹皮や麻のボロなどの繊維をほぐし、水中に分散させ、杵に網を張って漉いて乾かすというもの。この基本原理は、現在でもまったく変わっていません。日本へは、仏教の伝来と時を同じくして、朝鮮半島経由にて紙の製法が伝来してきたのが奈良時代。仏教が国内へ広まっていく際に写経の書写材料として一気に需要が高まり普及していったと考えられています。

麻やボロ布に変わり、現在のような木材パルプを原料とするようになったのは、1840年代産業革命化にあったドイツが起こりでした。さらに、砕木機の登場によって木材パルプは大量に供給できるようになり、さらに改良が加えられ、現在のように木材を原料とした紙が機械で大量に生産されるようになったのです。

episode2~革新的な出来事~

現在、その紙は生活には無くてはならない存在になっています。記録用紙、インテリア、包装紙、本…。
我々にたくさんの恩恵を与えてくれているのは言うまでもありません。
しかし、同時に紙は大切な資源であるという事も、忘れてはならない事実。紙の将来は、森林伐採や水質汚染、CO2温暖化などの問題を避けては通れないものなのです。

今後も変わらぬ恩恵を得るために、海外での造林事業や古紙再生などがさかんに行われています。特に、日本で行われる製紙のうち50%は、古紙の再生紙です。
しかし、通常製紙、古紙再生紙のどちらも、製紙段階ではとてつもないエネルギーを使用し、言うまでもなくエネルギーの大量消費は、大量のCO2排出にも繋がっていきます。

そこで登場したのが、"紙を作るために木材を使用する"という既成概念を打ち破り、その名の通り「石」から生まれた「紙」であるストーンペーパーなのです。

このストーンペーパーは台湾のメーカーで、約20年という時を費やして開発された画期的な新素材。原材料は100%石から抽出された無機鉱物粉末(炭酸カルシウム)を80%の割合で使用することで、様々な製品の製造段階で発生する廃棄物の削減、低エネルギー消費を実現し環境への負担を大きく抑制することに成功しました。

私ども株式会社TBMは、このストーンペーパーの日本唯一の正規代理店として契約を締結。
未来へと繋ぐへの思いを込め「Keeplus」と命名し販売を開始いたしました。
「紙」がこの世に誕生して以来、2000年もの年月が過ぎ去ろうとしている今、人類の歴史を変わるような、"革新的な出来事"が、今目の前に起ころうとしているのです。